木型屋の梅雨時期の悩み

東海地区も例年より早く梅雨に入りました。

非常に湿度が高い状態が続いております。

木型屋にとって、一番いやな時期。

特に年々木材の質が低下しています。(非常に悲しいことですが・・・)

特に集成材では一番レベルの高いグレードを使用していますが、本当に紅松?赤松?かと言いたくなるほど様々な部位が紛れ込んでいる感じがします。(そうでないことを願いたい)

この時期は一晩で継ぎ目に段差ができることもあります。

その都度、段差をなくしていかなくてはなりません。

なるべく温度差・湿度差を抑えるよう、塗装前の型には毛布など掛け温度差などの変化が無いよう保つようにしています。

一般の方々には、ホームセンタ―などで木材を買う場合は、傷がつかないようビニールが巻いて販売されていますが、購入後はビニールをはがし数日外気温にふれさせ変形(ソリ等)が起きないようしてから使用されるとよろしいかと思います。

木材を製材する際にも、人工乾燥炉にいれ乾燥はさせて売られていますが、変形する木材が多いと思われます。

我々は一日でも早く梅雨時期が終えることを願っております。が、ここは日本、うまく付き合っていきます。